B型肝炎ワクチンを受けて思ったこと「2つ」

先日、B型肝炎ワクチンを受けてきました。

 

その際感じたこと2つ

  • 人間がB型肝炎になるとどうなるのか?
  • 病院というのは、なぜあそこまで強烈に非効率的なのか?

ということでした。

 

まず・・・B型肝炎ワクチンは3回も受ける必要がある

おそらく僕のように20代前半でこのワクチンを受ける人は医療系の学生が多いのではないでしょうか?

B型肝炎ワクチンは全部で3回受ける必要があります。1回目を受けた後は1ヶ月の間隔を、2回目を受けた後は3ヶ月の間隔を開けなければなりません。

僕は来年の3月までに3回のワクチンを済ませなければなりません・・・非常な過密なスケジュールになってしまったので、これからワクチンを受ける人は受けることが決まった日に予約を入れるくらいの余裕を持つといいと思います(笑)

 

・人間がB型肝炎になるとどうなるのか?

ヒトがB型肝炎ウイルスに感染すると、そのうちの10%のヒトが急性肝炎になります。急性肝炎の症状としては、倦怠感、疲労感、ひどいだるさが挙げられる。これらは風邪と間違われやすいので注意が必要です。このままほうっておくと肝がんにまで進行する可能性もあります。

・病院というのは、なぜあそこまで強烈に非効率的なのか?

病院は非常に時間効率が悪い。僕が行ったときも

受付に行くために受付用紙を発行(目につきにくい所にあり、初見で見つけることが難しい)

受付(問診票の記入)

2階に登り、内科医の問診

1階に戻り、ワクチンの接種

 

というルートをたどった。幸い夕方に行ったため30分くらいで終了したが、お昼頃に言っていたらおそらく3倍くらいの所要時間だったことでしょう。

しかし、このシステムで重要視されているのはいかに医師とひとりの患者が接する時間を減らすか、言い換えれば「医師が単位時間内にいかに多くの患者を見ることができるか」ということだと思います。

多くの患者を救うために、目の前の患者に対する診察は必要最低限にとどめているのでしょう。

 

しかし他の国、たとえばアメリカの例を考えてみるとワクチン接種くらいドラッグストアの薬剤師がしてくれるのである。

日本の制度もそのように変わったほうが、患者にとっては便利に、医師にとっても負担が減り、国にとっても医療費の抑制になるのでは無いだろうか?