医療×ICTの未来

先日「AIの歴史」

の講義を受けた後に

「医療ICTをどのように活用していくか」

についてのディスカッションを行う勉強会に参加して来ました。

 

iPhoneの「siri」の先生がいた?!

・AI診断について〜医師の仕事はAIに奪われるか〜

 

iphoneの「siri」に先生がいた?!

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この通り、siriとELIZA(イライザ)には関係があるようです。

ELIZAは、第一次AIブーム(1950年〜1970年)の際に開発された会話プログラムであり、ごく簡単な会話をこなすことができました。

このようにプログラムと人間がパソコン上で会話し「相手がコンピューターなのか、それとも人間なのか」を当てるテストをチューリングテストといいます。

 

このテストが出てくる映画が、「エクス・マキナ

www.exmachina-movie.jp

全国ロードショーではないので、見ることができる場所は限られています。(ちなみに僕は渋谷のアップリンクでみました。)

機械に感情移入していく主人公の心の動きが細かく描かれており映画としても面白いのですが「完全なAIを搭載した完全なアンドロイド」が出て来るため、未来を見ているような感覚におちいりました。

 

・AI画像診断について〜医者の仕事はAIに奪われるか〜

最近AIの技術で取り上げられるのは「画像認識」です。グーグルのAIが猫を見分けることができた〜というような記事をあなたも見たことがあるのでは無いでしょうか。

このように内視鏡の画像をAIが「診断」し、がんやポリープなどを発見できるようになれば、現在の医師の仕事はAIが請け負うことになるでしょう。しかし、そうなれば医師は「画像ではなく人間」を相手にした業務の割合が増えることになり、現在よりももっと地域社会での活躍が期待される。